環境設定については既に終わっているものとして進めていきます。
まずは「lab.js」で「p5.js」を実行出来るように以下のコードを入力してください。少し長いので,そのままコピー&ペーストしていただいて構いません。
// p5.jsで使うため現在のコンポーネントへの
// ポインターを作ります。
const component = this
// p5.js 初期化関数 インスタンスモードで使います。
const s = ( p ) => {
// セットアップ(最初に1回だけ呼び出される)
// 三次元で描画するときはWEBGLを使います。
p.setup = function() {
p.createCanvas(
component.options.el.clientWidth,
component.options.el.clientHeight
)
}
// 描画(常に呼び出される)
p.draw = function() {
}
}
// p5.js instantiation
// (ここに記載するだけでなくHTMLのヘッダーにも追加が必要です。)
const myp5 = new p5(s, this.options.el)
// このコンポーネントが終わったらインスタンスを取り除く
this.on('end', () => myp5.remove())
それでは,さっそく図形を描いてみましょう。今回は「p5.js」の入門のデモを「lab.js」内で実行してみたいと思います。
まずは,以下のように入力してください。このコードは、「左から50ピクセル,上から50ピクセルに幅と高さが80ピクセルの楕円を描く」という意味です。「p.ellipse」の最初の2つの数字はそれぞれ画面上の位置を指定する「X座標」と「Y座標」です。この座標は円の中心の座標です。3つ目と4つ目の数字は円の幅と高さです。
p.ellipse(50, 50, 80, 80);
描画したら,実験を実行してみてください。以下のように画面の左上に円が表示されます。