オンラインでも実施可能な系列位置効果の実験課題です。2文字の無意味綴りを15語呈示し学習してもらい,その後,直後再生または遅延再生を実施します。直後再生か遅延再生か(学習後の計算課題の有無)は,参加者番号が偶数か奇数かで実施するかどうかを決めています。参加者番号は毎回,ランダムな5桁を生成しています。なお,自由再生はローマ字入力のみの対応になります(かな入力は未対応です)。
刺激については,まず梅本・森川・伊吹(1955)から有意味度が80-89の123語を選び,123語の刺激プールを作成しました。そして,参加者ごとに刺激プールから無意味綴りの1文字目が重複しないようランダムに15語を選んでます。呈示時間などの詳しいパラメータはプログラムの方をご覧ください。
テストは日本語入力(推測変換無効) を使った自由再生になっています。自由再生は推測変換無効です。したがって,紙で自由再生とほぼ同等です(タイピング速度は影響しますが)。
なお,デモはあくまでデモなので大量のアクセスは捌ききれません。授業で利用の際はご自身の環境での実行をお願いします。オンラインで行われた場合は,(オンライン実験で系列位置効果が再現できるかを知りたいので)結果をお教えいただけると嬉しいです。
<aside> ⚠️ 配布カテゴリのプログラムの利用について 配布に掲載しているプログラムはlab.jsに習熟した方向けに参考資料としてご利用いただく目的で掲載しています。もちろん,改変してデータ収集にご利用頂いてもかまいません(引用はお願いします)。これらのプログラムは比較的複雑なプログラムになっており,Scriptsを利用しているものが大半です。説明が複雑になるため,配布だけとさせていただいております。ご了承ください。 *配布プログラムを用いたデータ収集は自己責任でお願いします
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©2020 Masanori Kobayashi