Japanese text input for lab.js

lab.jsを用いて，半角入力時にひらがなまたはカタカナを画面に表示するテンプレートです（注：ローマ字入力限定）。心理学実験・調査を行う際に活用してください。

特徴

キーボード入力によってひらがな/カタカナを表示しますが，推測変換無効にした上でテキスト入力での反応取得が可能です。記憶の再生課題などで，推測変換の影響をなくした状況で実験を行いたい場合に有用です。

使用方法

https://github.com/mklab-japan/japaneseTextInputForLab.jsからjapaneseTextInputForLab.js.jsonをダウンロードして，lab.js Bulider (https://lab.js.org/) で読み込んでください。テンプレートのパラメータを設定することで，色々な実験で用いることができます。

テンプレートの設定

• convertType：入力された文字の変換先の指定（hiragana→ひらがな入力; katakana→カタカナ入力）
• phaseDuration：文字入力段階の制限時間
• trialDuration：個々の試行の制限時間
• showButton：「次へ」のボタンを表示するかどうか(a)
• prompt: 教示(b)
• enterEndsTrial: Enter入力で当該試行を終了するか（trueで終了）

<aside> 💡 a.「次へ」ボタンを表示させる場合は，個々の試行制限時間が設定してあっても，押すと当該試行は終了 b.手がかり再生などでpromptに試行ごとに変化する刺激（手がかりなど）を表示したい場合などは「template」のチェックを外し,templateパラメータのprompt（このページの下から2番目）を削除し，「Content」にpromptという名前で変数を追加し，そこに手がかりを入れてください。また，デフォルトで1000試行のループになっているので，適宜変更が必要です。

</aside>

活用例

1. 30秒の自由再生 （30秒経つまでは「次へ」のボタンを押すと新しい入力が可能）
   • phaseDuration = 30000
   • trialDuration = Never
   • showButton = true
   • enterEndsTrial = true
2. 活用例. 6試行で各試行5秒の制限時間の手がかり再生 （手がかりは別途parametersとしてpromptに設定する必要あり。）
   • phaseDuration = 30000
   • showButton = false
   • trialDuration = 5000
   • enterEndsTrial = false

使用ライブラリ

ひらがな/カタカナ入力用のライブラリとしてWanaKana.jsを利用しています。https://wanakana.com/

デモ