これまでのチュートリアルでは,出来るだけコードを書かないことを目標としてきましたが,視覚探索課題のように図形をランダムに配置する場合や,注視点から円形に図形を配置する場合には,コードを用いた方が便利です。
「lab.js」では「Scripts」のタブに切り替えることで,「Content」に描画する内容をコードで指定することが出来ます。また,ここで描いた図形の関数を制御するためには,「Javascript」の知識も必要です。サンプルプログラムで使われているコードは「ECMAScript2015(ECMAScript6 ES6)」という新しいJavascriptの書き方で書かれているため,最新のJavascriptの入門書を手元において読む必要があるかもしれません。
「Scripts」での図形の描画方法については,公式のドキュメントが整備されていないため,手探りで書いている部分がありますので,その点はご了承ください。
「Builder」で文字を表示するには「Content」のタブに入力をしていきますが,「Canvas」のコードをそのまま入力するためには「Scripts」のタブに変えて入力していきます。
「title」は「draw」に,その横の「event」は「before:prepare」に変更してください。
「Scripts」に以下の関数を描き,その中に描画に関するプロパティを追加することで「Content」に刺激を描画することが出来ます。
this.options.content.push({
// この中に図形のプロパティ情報を追加していきます。
})