オンラインでlab.jsプログラムを実行した場合,最後のコンポーネントが(適切に)終了した場合にデータが出力されます。しかし,稀にデータが保存されない場合があります。様々な理由があり得ますが,例えば,回線が不安定でデータ送信ができなかった,最終コンポーネントが終わる前にウィンドウを閉じたなどが原因かもしれません。このような事態を避けるためには,データの途中保存が有効です。データの途中保存用のテンプレートを利用することで簡単に途中保存が可能です。このテンプレートは,PHPバックエンド(一般的なサーバー利用),Open lab,JATOSでの実施時に対応しているとのことですので,利用されるプラットフォームに注意してください。
途中保存のテンプレートを利用するには,まず,サイドペインの「+」からコンポーネントを追加します。いつも使うコンポーネントのタブではなく,右から2番目の「箱」アイコンのタブを選んでください。そこに様々なテンプレートが掲載されています。その中から,「Data transmission」を選んでください。
このコンポーネントが実行されると,データが途中保存されます。
©2020 Masanori Kobayashi