JavaScriptでは,数値,文字列,配列,オブジェクト(連想配列)といったデータ型があります。以下のように入力すると,四則演算を行うことが出来るのはC言語と同じです。
配列とは,データの集合です。これまでは,1つの変数に1つの値が入っていましたが,1つの変数に対して複数の変数を格納できるのが配列です。添字は0から始まります。例えば,以下の例だと,「array[0]」は「1」,「array[1]」は,「2」,「array[2]」は,「3」が出力されます。
var array =[1,2,3];
var a = array[0];
配列には,文字列を入力することもできます。
var array =['太郎','二郎','三郎'];
var a = array[0];
配列は後から追加することもできます。
var array =['太郎','二郎','三郎'];
array[3] = '四郎';
var a = array[3];
配列は入れ子状に作ることもできます。慣れるまでややこしいのですが,array[1][1]は「22」にアクセスしています。
var array =[ ['太郎',24], ['二郎',22], ['三郎',20] ];
var a = array[1][1];
JavaScriptではオブジェクトと連想配列は同じものです。オブジェクト内の個々のデータはプロパティと呼ばれています。名前(キー名)と値の組み合わせで出来ています。オブジェクト全体は中括弧 { } で囲まれており,その中に以下のようにキー名と値がコロンでつながっています。
var obj = {x:1, y:2, z:3};
var a = obj.x;