オンライン実験とは,インターネットを介して行う実験です。多くの場合は非対面での実施となり,サンプルも大学生に限定されず,一般の方を含む多様なサンプルが参加する場合もあります。近年では,多くの心理学研究がオンライン実験によって行われています。研究だけでなく,授業においてもオンライン実験は徐々に浸透し始めています。このページではOpen Labを用いて,lab.js Builderで作成した実験をオンラインで実施する方法を紹介します。
オンライン実験に関しては適切な個人情報保護が必要なため,学生の方は指導教員に相談し,了承を得た上での実施を強く推奨します。なお,山形大学人文社会科学部人間文化コース認知情報科学プログラムに所属する学生がオンライン実験を考えている場合には指導教員に必ず相談してください。
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Open labリニューアル Open labは2026年にリニューアルし,様々な機能が追加・更新されました。このページは2026年版に準拠した説明になります。拙著(オンライン心理学実験・調査入門/大杉・小林・紀ノ定)では2025年以前の説明となっていますので,このページの説明がOpen labの使用方法の説明としては最新となります。ちなみにlab.js公式ドキュメントも2025年以前の説明のままでした(2026年6月現在)。
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Open labとはlab.js Buliderと連携することで,オンライン実験を簡単・安全に実施するためのホスティングサービスです。Open labがサーバーを提供してくれているので,実験者はlab.js Buliderで作成した実験をOpen labにアップロードするだけで,セキュリティが確保された環境でオンライン実験を実施することができます。しかも,lab.js Bulider自体にOpen Labとの連携機能が含まれており,簡単にアップロードが可能です。
Open Lab — Online experiments for researchers
プランごとの機能や費用以下のようになっています(2026年6月時点)。Freeプランでも1つのオンライン実験・調査を動かすことができます。ここに書かれていない機能もあるので,詳細はhttps://research.open-lab.online/pricingをご覧ください。

*https://research.open-lab.online/pricingより引用
「1研究の参加者上限」は,どうやら,実験・調査を開始した人数の上限という意味のようです。つまり,「最後まで行った人=参加者」ではなく,「実験・調査を開始した人=参加者」という定義です。そうなると,Freeプランの「300」という数字は大きいように思えますが,実施した人すべてが最後まで行ってくれるわけではないので,有効サンプルサイズはもっと少なくなる点に注意してください。また,Basic以上だと,ボット判定やExcel形式でのデータ出力などの様々な機能も利用できます(詳細はhttps://research.open-lab.online/pricing)。
オンライン実験・調査の実施,データの記録(セキュリティも含む),参加者募集などの豊富な機能があるため,自分でレンタルサーバーやVPSを用意することに比べて,かなりお得な価格設定です。