まずは,以下の実験プログラムファイルをダウンロードしてください。このプログラムを修正して,実験を作成していきます。
osg-simple-script-demo-2024-05-11--10 10.study.json
Zip
osg-simple-script-demo-2024-05-11--10 10.study.json.zip
上記の方法で保存できない場合のヒント
このプログラムは,以下のように「緑の円」を画面の中心に1つ描くプログラムです。
this.options.renderFunction = (t, canvas, ctx, obj) => {
// このレンダー関数を使うことでcanvasに図形を描くことが出来ます。
// t: timestamp この関数が呼び出された時刻
// canvas: canvasオブジェクトへのレファレンス
// ctx: 描画するコンテンツの情報(一番重要)
// obj: 現在描画されているcanvasへの参照
// 以下を描き変えてください。-------------------------------
// 色と線の幅を指定
ctx.strokeStyle = "green";
ctx.lineWidth = 5; // 線の幅は5px
// 円を描画
ctx.beginPath(); // パスの初期化
ctx.arc(
0,//円の中心のx座標
0,//円の中心のy座標
50,//円の半径
0, //円の開始角度
2 * Math.PI//円の終了角度
)
ctx.stroke();
}
まずは画面の中心から「0度」の角度で200pxの距離に円を描いてみましょう。今回は「極座標」で位置を指定して「直交座標」に変換します。極座標とは原点からの距離 r と「角度」θ という2つの数字を使って平面上の点の位置を表すような方法です。これをxとyで表される座標に変えます。
極座標から直交座標に変換するには以下の式を使います(r は半径,radiusの略)。
これを,プログラムで書く場合には「Math.cos」,「Math.sin」という関数を使います。この関数の引数(入力する情報)は,ラジアンで指定する必要があるため,角度の情報をラジアンに変換する式も必要です。